
「渡ケントでした。これからもよろしくお願いします!」ライブ終わりに僕が言うと、「頑張れよ!」と力強い男性の声が会場に響き渡った。
地元の方からもらったその言葉としばらく続く拍手が堪らなく嬉しくて、ライブが終わった後も余韻が続いていた。

2025.5.5 HASH ed Music!!
ご来場いただきありがとうございました。
スタッフのケントです!今回はシンガーソングライター・渡ケント(@_watari_kento )として企画・演奏をさせていただきました。
階上に移住をして1ヶ月半。どんな風に渡ケントの音楽を受け取ってもらえるだろうか。という不安もありながら、会場にはスタッフとして働く中で、出会った人いつもの人たちや応援してくれている方々の顔もたくさん見え、安心感もありました。もちろん、初めましての方も!お会いできて本当に嬉しかったです。

「階上には何もない。と言われる。でも無いなら手作りすればいい。」オーナーのマリホさんの言葉です。
まさに、渡ケントの音楽活動も「手作り」の実感を手放さず続けてきたように思います。突出したスキルがある訳ではない。事務所に所属している訳でもない。自分に「何もない」からこそ、内側にあるものを、できる限りリアリティを持って、自分の言葉で、自分が鳴らしたい音で表現をしてきました。
その1曲1曲をこの日は青森の方、階上の方に聴いていただけました。本当にありがたかったです。

実はわたスペがOPENする前、味噌蔵(わたスペ)でご近所さん数人に歌を歌った日がありました。
なんの気なしに味噌蔵でギターを鳴らしているところにふらっと入って来てくださって、
「昔から生演奏を聴く機会すらなかった。」と言っていたので、それであれば楽しめるようにみんなが知ってる曲を歌おうと思い、美空ひばりの「川の流れのように」坂本九の「上を向いて歩こう」を歌いました。
歌い終えると大きな拍手とともに「綺麗な歌声で本当にすごい!」、「いいもの観れた。いい時間だった。ありがとう」と心の底から楽しんでくれました。
競争の激しい都内で音楽活動をする中で、自分の歌は無価値なんじゃないかと悩む日もありました。でも、こんなにも喜んでくれる人たちがいる。ほんの数人のご近所さんだけに向けて歌ったあの日、自分の歌に意味を見出せて、この日のおかげで、今も歌い続けることができています。本当に感謝しています。
そういう意味でも今回のイベントは階上に住む方々に楽しんで欲しいという想いがありました。結果として、ご近所さん達が最後まで席を立つことなく、時には手拍子をしながら楽しんでくれていて。その光景を見れただけで大成功でした。本当に嬉しかった!

今回共演を快諾してくれたyamapeeさん。(@yamapee_bokunaka )とても温かくて音楽がひたすらに大好きな素敵な方です。わたスペで聴きたかった!と思わせてくれるような、最高の選曲で会場を盛り上げてくれました。マリホさんとも「あの選曲最高だったね!」と一晩明けても興奮しながら話していました!笑
本当にありがとうございました!また必ず一緒にやりたいです🔥

そしてこれからも定期的にHASH ed Music!!をやっていき、階上に、わたスペに音楽が鳴り響く日を作り続けていきたいと思います!
遊びに来てくれた青森・階上の方々、遥々遠くから来てくれた方、イベントを支えてくれたスタッフ。そして共演してくれたyamapeeさん。全ての人のおかげでいい日になりました。
今後ともHASH ed Music!!、わたしの素ペース、そして渡ケントをよろしくお願いいたします!ありがとうございました!
